481943 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

yuuの一人芝居

yuuの一人芝居

なぜ私が「瞽女さ」に魅かれ書いたのか…。

35年前に瞽女さの舞台を公演し今まで5回になります。私が瞽女さの三味と歌を聴いたのは田中総理を追って越後に入りましたがあえずに赤倉温泉に宿をとった時に路地を流す三味の音に心打たれ座敷に来てもらい聴いたのが最初でした。今でもあの三味と音が鮮明に残っています。倉敷の斎藤画伯の瞽女さの絵を見て身震いが起こったのも確かなのですが、それから瞽女さを勉強し公演台本を書き上演しました。「心に華を草枕」です。瞽女さをもう一度やってみたいと思ったのは上越で瞽女さを継承する寺尾さんと知り合いになったという奇縁があります。昨年、公演を決定し、一人芝居として観ていただくことになりました。先日萱森さんの公演に参加した劇団員はそれを演じる人たちであったのです。勉強をさせたかったということです。瞽女ものがたり「あしあとひとつ あしおとふたつ」11月3日の公演の三味と歌の稽古に入りました。図らずも財団の企画と一緒になります。今は財団の委員からひいていますが、後で森君に聴きに行ったが入れなかったというと連絡をしてくれればなんとかしたのにと言われましたが…。本当に聴きたい人たちが多くいるということは倉敷の文化民度も大したものだという思いがします。大盛況で、わざわざ倉敷までおこしいただきありがとうございました。石川さゆりさんの「夢売り瞽女」も見たかった、岩下志麻さんの「はなれ瞽女おりん」は観ましたが、引退前の篠田監督とは4作仕事を致しました。
どうか、お元気でこれからもご活躍をなさってくださいますように・・・。またの機会がございましたら拝聴させていただきます。お世話になりました、ご苦労様でした。


© Rakuten Group, Inc.